おはようございます。

2013年11月12日

おはようございます。

1ヶ月半前ぐらいまではこれが残暑かというくらい暑かったんですが、もう冬の寒さを感じているこの頃です。
特に今日はまた昨日よりも一段と冷え込んできていますね。
滋賀では寒さの訪れを感じているだけですが、北海道や東北ではもう雪も降っているようです。

法人の決算において、税務の決算書と会計の決算書は本来違います。
しかしながら、日本においては確定決算主義がとられています。
すなわち、会社の株主総会で承認された決算書に基づいて税務調整を行い、法人税の申告書を作成するということになっています。
中小企業においては、実際に株主総会を開いているところは少ないのかもしれませんが、形式的にも開いたことにし、監査役を設置している会社においては監査役による監査を受けた決算書の承認を株主総会で行うという事になっています。

仮に、会計における決算書と税務の決算書が同じであるならば、税務調整は必要ありません。
しかしながら、やはり異なるからこそ税務調整がなされるのです。
法人税の申告書で、税務調整をまとめた表が別表四にあたります。
当期の申告書でどのような調整がなされているのかを見ようとすれば、別表四を見ればだいたいわかります。
そして、今までの税務調整の累計を示しているのが別表五(2)ということがいえます。

法人税の申告書もそれぞれの別表がどこの別表と数字がつながっているのか、また、法人税の別表の数字が決算書のどの数字とつながっているのかということを考えながら見ていくと、意外な発見をするのかもしれませんね。



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Posted by 山本公認会計士・税理士事務所 at 07:47 │Comments( 0 ) 会計 税務 雑談
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