変動損益計算書の考え方
2014年07月09日
今日も昨日に引き続き変動損益計算書の考え方を解説していきます。
利益=売上-費用
=売上-変動費-固定費
=限界利益-固定費
とあらわされますから、限界利益を高めることで利益の増加を考えていく必要があります。
また、売上高及び変動費は
売上高=販売数量×販売単価
変動費=販売数量×変動比率
であらわされますから
利益=販売数量×(販売単価-変動比率)-固定費
となります。
ここに、販売数量をあげるか、販売単価を上げるか変動比率をさげるか、固定費を下げるかにより利益を増加させるということがわかります。
ただ、販売数量をあげようとすると、販売単価に引き下げにつながりかねませんので、必ずしも利益の増加につながらない可能性もあります。
また、販売単価を引き上げるとなると、商品やサービスに対するブランド化に対する費用も必要になってくるため、一概に利益の増加につながるともいえません。
また、固定費を見直しにおいては、不要資産の売却や交通費、交際費、広告費の見直しや予算もしくは前年度実績を上回っている経費の削減などが考えられます。ただ、固定費のなかには、過去に設備投資をした設備に対する減価償却費も入ってきますので、容易に固定費を引き下げることも難しいと思って頂いていいです。
変動損益計算書の考え方は、利益計画を立てる上で目標利益に対する対策を考える上でも基礎になる考え方ですので、是非とも理解して頂きたいと思います。また、財務諸表や計算書類に添付する損益計算書で考えるよりは将来どういった対策を取ることにより損益がどのように変わるのかを予測するには変動計算書の考え方を持ちうるのは非常に有効だと思います。逆に言えば、経常利益をアップさせるには、売上を拡大させるか、限界利益率を向上させるか、固定費の見直しをすればいいことになります。
利益=売上-費用
=売上-変動費-固定費
=限界利益-固定費
とあらわされますから、限界利益を高めることで利益の増加を考えていく必要があります。
また、売上高及び変動費は
売上高=販売数量×販売単価
変動費=販売数量×変動比率
であらわされますから
利益=販売数量×(販売単価-変動比率)-固定費
となります。
ここに、販売数量をあげるか、販売単価を上げるか変動比率をさげるか、固定費を下げるかにより利益を増加させるということがわかります。
ただ、販売数量をあげようとすると、販売単価に引き下げにつながりかねませんので、必ずしも利益の増加につながらない可能性もあります。
また、販売単価を引き上げるとなると、商品やサービスに対するブランド化に対する費用も必要になってくるため、一概に利益の増加につながるともいえません。
また、固定費を見直しにおいては、不要資産の売却や交通費、交際費、広告費の見直しや予算もしくは前年度実績を上回っている経費の削減などが考えられます。ただ、固定費のなかには、過去に設備投資をした設備に対する減価償却費も入ってきますので、容易に固定費を引き下げることも難しいと思って頂いていいです。
変動損益計算書の考え方は、利益計画を立てる上で目標利益に対する対策を考える上でも基礎になる考え方ですので、是非とも理解して頂きたいと思います。また、財務諸表や計算書類に添付する損益計算書で考えるよりは将来どういった対策を取ることにより損益がどのように変わるのかを予測するには変動計算書の考え方を持ちうるのは非常に有効だと思います。逆に言えば、経常利益をアップさせるには、売上を拡大させるか、限界利益率を向上させるか、固定費の見直しをすればいいことになります。
Posted by
山本公認会計士・税理士事務所
at
08:54
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会計
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